栃の葉

お釈迦様の誕生月、4月禅行事のお知らせ

またも感染再拡大が懸念され、まだまだ予断を許さない状況です。
皆様の日々の身体健全・無病息災をご祈念申し上げます。引き続きご自愛専一にお過ごしください。
 
 ご参拝や禅行事に参加される方は「ご参拝の皆様へ」をご一読いただき、感染防止対策にご協力をお願いします。
 
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春風に包まれ、草花や鶯、虫達がにぎわう4月は、お釈迦様の誕生を祝う月です。

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●4月8日(日)~花祭り(灌仏会/降誕会)お釈迦様の誕生日 ~ 

花御堂の中の小さなお釈迦様に甘茶をかけてお祝いします。(※正源寺本堂前に花御堂をおまつりしますので、ご自由におかけ下さい。)
4月8日はお釈迦様の誕生日です

今からおよそ二千五百年前、ルンビニ(現ネパール)の花園で、シャークヤ族(シャカ)の太子として裕福な家庭に生まれたシッダールタは29歳になって外の世界に出、過酷な現実に衝撃を受けます。世の苦しみを救うべく修行し「ブッダ(悟りの人)」「シャークヤ・ムニ(シャカ族の聖者)」と呼ばれ、漢字「釈迦牟尼(むに)」に至るとされます。 (諸説有)

インド・中国では4月8日または秋頃に誕生仏を車に載せ市外を巡行する「行像」や、南方仏教では満月の5月頃ウェーサーカ祭を行うなど仏生日は様々ですが、後趙の石勒が毎年4月8日に寺に詣で子のために発願したという記録『高僧伝巻第九』や、『日本書紀』(606年)に4月8日の灌仏会と7月15日の盂蘭盆会が仏教の年中行事として始められた記録があり、日本では4月、花にまつわる行事やお祭りが多く行われる事や春山入りや墓参り、事八日などの厄災払いなどさまざまな行事が各地で行われる中で神仏習合、祖霊信仰とともに定着していったという説があります。

なぜ甘茶をかけるのかというと、生まれたてのお釈迦様の身体を洗浴・灌頂する際にが祝福の甘露の法雨(香水)を灌いだという故事『普曜経』に基づくとされ、日本では甘茶を甘露に見立て、お釈迦様の頭上から甘茶を降り注ぐという風習になったようです。

お釈迦様は七歩あゆみ、右手を挙げて弟子たちに誕生偈を遺したとされます。ここでは三つ紹介します。

・「天上天下唯我独尊 今茲而往生分已尽」『大唐西域記』
(これが私の最後の生であり、今を生きよう。ふたたび迷うことはない。)

・「天上天下唯我為尊 三界皆苦吾当安之」『修行本起経』
(この世界はどこもかしこも苦しみに満ちている。その苦しみを安らかにするべく生まれ、生きていこう。)

・「天上天下唯我為尊 要度衆生生老病死」『長阿含経』
(ただ私は生きる。必ず訪れる生老病死に向き合い、救うため。)

釈迦牟尼は私達と同じく悩み多き普通の人、人の子です。この誕生エピソードはお釈迦様が生涯かけて説かれた仏教から読み解かれ讃嘆されたもので
「立場を問わず皆この世に生まれ、その命は一人一人唯一またとなく、とても尊い。六道輪廻の迷いの道に捉われず、七歩目を歩みだそう」といった意味合いがあります。

菅原研州監修『ねこ禅』KADOKAWAによると、お釈迦様は「宇宙のどこにも私の代わりになるものはいない。よってその意味をよく考え、役割をまっとうするのだ」と自らの責任を述べられたとの見解が加えられています。

他の誰かと比べるまでもなくただ一人、他人と代わることはできない命。「その時その時を精一杯生ききる」という事を生命の誕生を通して考えさせられます。


------------------禅に親しむ行事------------------

4月の禅行事について、現時点では開催の予定です。
開催場所は、全て正源寺本院にて行います。
当面の間、茶話会は行いません。
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★コロナ禍につき、はじめての方も経験のある方も参加をご希望の場合は、
事前にメール又はお電話にてお名前・ご連絡先をお伝えください。
(当山ホームページをご覧いただいた方はなるべくメールにてご連絡をお願いいたします)

★「ご参拝の皆様へ」をお読みになり、感染防止対策にご協力ください。

★人数によって日時の変更、情勢により急遽開催を中止する場合もございます事をご了承の程お願い申し上げます。

ご理解ご協力の程お願い申し上げます。
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 2021年4月の禅に親しむ行事のお知らせ
●4月11日(日)写経・写仏会 
午後2時半より正源寺本堂にて(←リンクより本堂外観写真へ移動します)

経典を書写する写経、仏様を描く写仏、お好きな方をお選びいただけます。
字や絵に自信がない方でも安心してご参加頂けます。当寺で筆ペンや下敷き(毛氈)、お手本等ご用意いたします。お子様向けのお手本もございます。

一筆一筆心を込めて丁寧に書写すると自然と心が癒されます。上手下手などに捉われることなく、ご自身の想いを心に丁寧に書く事が大切です。

納経料:檀信徒の方は伍百圓、一般の方は千圓。

 

 

●4月18日(日)読経会(観音講) 

観音様縁日祈祷 午後3時より正源寺本堂にて(←リンクより本堂外観写真へ移動します)

今月の観音様縁日祈祷は、特例として正源寺本堂にて行います。観音講とは、お経に親しみ、御祈願する会です。

祈祷太鼓や磬子の響きを感じる事で自然と心身が調和されます。コロナ禍の為、お経は黙読でもマスク着用の上お読みいただいても構いません。

参加費無料。

 

 

●4月25日(日)坐禅会 

午後3時より正源寺本堂にて(←リンクより本堂外観写真へ移動します)

本堂で御香の薫りや外の音、自身の息に五感を澄ますうちに、ただ坐る事に集中し、身体と呼吸、心がゆっくりと安定し落ち着いてまいります。
最初は雑念等が多くても気にせず、湧き出る思いはそのままに行雲流水の如く身を任せます。坐禅は続ける事が肝要です。

参加費無料。

はじめての方は開始時間の30にお越しください。

 参禅の際はゆったりとした服装、また、素足で坐禅を行うため着脱しやすい靴下をおすすめいたします。


下記に坐禅の作法が記載されています。よろしければご参考までにお読みいただけますと幸いです。

 

いずれの行事も宗教宗派問わずどなたでもお気軽にご参加いただけます。

年齢性別宗教職業立場を問わず、たとえ無神論者であっても差別なき世の中を。仏教でも神道でもキリスト教やイスラム教ユダヤ教でも慈悲心から他を思いやり、皆同じになる必要はなく、個々として「まごころに生きる」事が大切なのではないでしょうか。修証義を読み、現代の時世から学ぶ事が多々あると感じます。


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ご来山される皆様へご協力のお願い                                            

平素より当山護持にご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

●新型コロナウイルス感染症に関する対策について

「ご参拝の皆様へ」をご一読いただき、ご協力をお願いいたします。


※ご法事後のお斎(会食)については、お弁当をお配りする等、今までと異なる形式での営みがみられるようになりました。事前にご連絡いただければ、牛久市内のテイクアウト対応の店舗の予約やご紹介をさせていただきます。
 
可能な限りご遺族皆様の意志を尊重し、ご相談・ご要望に応じてまいりたい所存です。

ご不安やご心配な事などございましたら、ご相談ください。

正源寺より新型コロナウイルス感染症拡大防止の為のガイドラインです


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・車椅子をご利用の方、介助の必要な方へ

全席椅子席、冷暖房完備、室内用車椅子1台のご用意と、本堂へ上がる階段昇降機を設置しております。

また、筆談の必要な方、盲導犬、介助犬と一緒にご参列される方も遠慮なくご相談ください。

私共もできる限りお手伝いさせていただきますので、事前にご連絡いただけますと幸いです。

・各種ご祈祷・供養など

七五三の成長安全祈願、必勝祈願や厄除祈祷、地鎮式や車の交通安全祈祷、生前戒名、戒名授与等も承ります。
 
・お墓のお掃除代行について
ご年齢やご事情により、どうしてもお掃除が難しい方は、代行業者に依頼する前に、一度お寺までご相談ください。(正源寺に墓所がある方に限ります)
 
・永代供養墓その他について
時代と共に物事は変化し、ご供養の方法も多岐に及ぶようになりました。
先祖代々の墓、永代供養墓、個人墓、夫婦墓、有縁無縁墓、ペット供養墓などご相談を承っております。
また、お葬儀のご相談、墓地移転、水子供養、孤独死、身元不明、その他ご事情によってご供養の難しい方等のご相談も承ります。
 
一人で抱え込みすぎない事が大切です。


メール又は電話/FAXにて承ります。

 メール:info@shougenji.net ℡ 029-872-0242

 ※なるべくメールにてお問合せいただけますと幸いですが、すぐにお返事ができない事もございます事ご了承ください。

お急ぎの方はお電話にてご連絡ください。

 

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コロナ禍より開設しましたメールによる愚痴窓口については、担当が個別に対応させていただきますのでお電話でなく必ずinfo@shougenji.netまたは御相談フォームよりご連絡ください。電話でのご相談は行っておりません。

お悩みやモヤモヤ、ちょっとした愚痴からやりきれない辛さまで、大なり小なり吐き出して気持ちを楽にしてみませんか。絶対解決や明確な答えをお求めの方へはご期待に沿えません事、また、ご連絡が遅くなってしまう事もございますが、何卒ご理解ご了承の上、お気軽にご連絡ください。

 

(個人情報の保護について最大限の注意を払い、ご提供いただいた年代、性別、居住地域、メールアドレス、相談内容など、相談利用者に関る情報(以下「個人情報」といいます。)について、秘密を厳守し、利用目的の範囲内で適切に取り扱います。

収集した個人情報は、相談利用者の同意をいただいた場合、法令によって例外と認められた場合、その他特別な理由あるときを除き、原則提供いたしません。 年代、性別など、相談利用者属性の情報については個人を特定できない配慮の上で公表することがあります。

また、個人情報を厳守することは何より重要と考えておりますが、他機関への紹介や連携が必要な場合や生命や身体の安全を最優先する必要があると判断した場合は、第三者機関や警察等に情報提供をするなどの対応をする場合があります。

プライバシーポリシー、利用規約などの改定をすることがあります。その告知は当HPにて行います。)

 

合掌

境内の花桃

写真:境内の花桃

境内の花桃

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